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| Date:2010.11.09 |
| Title:集のオープニングパーティ |
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ひょんなきっかけで・・・
実は、今回、市川さんの一連の企画に参加させていただいたのは、今年のお正月に、市川夫人、幸子さんにお出しした年賀状がきっかけでした。
今年の年賀状は、ブログの前のほうを見ていただけるとわかりますが、ジョンレノンのウォーイズオーヴァの歌詞をびっしり敷き詰めて書いて、その上に、マカロンでハートを形作ったものでした。
この集の企画がスタートしてから、ある日、幸子さんが、ふと、私の年賀状を目にする機会があり、「市川さんの個展の会場に、毎日このマカロンがあったら良いな」と、思われたんだそうです。
そして、すぐ、私に、幸子さんから、「マカロンを作ってくれませんか？」との、メールが入りました。
市川さんがいらしたころ、季節のケーキとかをお送りしていたものですから、お亡くなりになっても、ずっと、同じように、お届けしていたのですが、奥様とは一度もお目にかかったこともありませんでしたし、お話しもしたことがありませんでした。
突然のことでしたが、私でよろしかったらと、お引き受けしました。
それから、市川さんの映画を見たり、広告を思い出したりしながら、どんな色合いにしよう？クリームの味は？と考えて、出来上がったのが、なるべく自然の材料を使って、紫は紫芋、ピンクは苺、黄色はカボチャ・・・。
そうしたら、いつの間にか、優しい色のどこか市川さんの世界に近づけたかなと思えるマカロンが自然に出来上がりました。
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たどんとちくわ
じゃ、お目にかかってと、何回かお話を重ねるうちに、個展のオープニングパーティもしましょう！ということになり、さらに、映画をいっぱい見て、パーティのお料理の切り口探しが始まりました。
内容は、おいしそうな料理というものではなかったのですが、たどんとちくわという映画が見つかり、これをヒントに何か作ろうと思って、小さな小さなおにぎりの中に、鰻、うに、カマンベールチーズ＋ゆず胡椒、山椒のおじゃこ、色々入れて、全身海苔で巻き、たどんに見立て、何かわからなくして、ちくわの中にゴルゴンゾーラのディップソースや、バジルペーストを鋳込んだものとストライプに盛り付けました。
たどんとちくわです。 |
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市川さんの好物
次に、市川さんがお好きだったものもと奥様に伺って、お寿司と、鰻とお聞きしたものですから、大勢の方に立食でお出しするのに、手まり寿司にしました。
小鯛の笹漬けに白醤油をひとはけはいて、木の芽を乗せ、1種類。もう一種類は、すし飯に、実山椒をきざんで混ぜ、錦糸卵でくるみ、鰻を一片。
鰻とおすしのドッキングです。
お料理のうち、2種類だけ、書かせていただきました。
今回、パーティのお料理をさせていただいて、本当に良かったと思っています。
いっぱい、市川さんの世界を見つめ、周りのかたがたとも、たくさんお知り合いになれ、何より、幸子さんと近しくさせていただけるようになって、市川さんに、大きなプレゼントをいただいた思いです。
予告です。
私のアシスタントのめぐちゃんこと、横山恵が、器と器やさんに詳しくなって、配信したいというので、次回から、短期集中、「めぐちゃんのブログ」に、ノリズ・ブログを貸すことにしました。時々、森沢のブログもはいると思いますが、めぐちゃんのブログをお楽しみください。
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