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森沢のり子の日記







Date:2010.04.30
Title:ゴールデンウィーク・前半

ソラニン ソラニン
漫画を読んだ。
泣きました。だから映画も見た。
キャスティングはぴったりだった。いにおさんの空気感も。あおいちゃんは芽衣ちゃんで・・。
私も、大切な人を亡くしたことがあるんだ。
だから、芽衣ちゃんが、死んじゃうなんてずるいよ!って言うとこも、ソファーの下にずっと丸まっているとこも、テレビを壊すとこも、自分のこととして、思い出すんじゃなくて、タイムスリップをするように、あのときの想いに、すっぽりはまる。
芽衣ちゃんは、バンドを始め、仲間がいて、ちょっと元気になった。私も、仲間がいて、大好きな仕事があって、必要としてくれる人たちがいて、ちょっと元気に生きている。
映画で一つ、残念なとこ!
種田にそっくりな、種田のお父さんが、「アイツがいたことというこを証明し続けるのが、あなたの役割なのかもしれない。」と言う前の数ページ、一緒にご飯を食べ、種田の物は芽衣ちゃんとまだ一緒にいたいみたい。と何も持って帰らなかった(映画は持って帰った)、芽衣ちゃんに残してくれた種田の物と心。

芽衣ちゃんが立ち上がるきっかけのあの一番大切なところが抜けていた。きっと、脚本家さんも、監督さんも、大切な人を突然亡くしたことがないんだろうなと思った。人には、立ち上がるきっかけが、瞬間がある。

オーケストラ
最後の12分間が、圧巻だと皆に言われていた。
本当に、映画なのに、思わず立ち上がりブラボーと叫んでしまいそうになった。
その12分間にいたる、たぶん2時間。笑ってしまうけど引きつめられたペーソス。怖い怖い時代の背景、あふれる愛、でも、音楽映画。チャイコフスキーが今までよりずっと聴きたくなった。
2時間並んだ甲斐があった。もう一度みようかな!
オーケストラ

のだめカンタービレ のだめカンタービレ
玉木さんとは、まだ彼がブレークする前から、永谷園のコマーシャルでお会いしている。
すごくなったなって思う。
あの、オーストリアの楽友会館で、指揮をした日本人は、小澤征二さんと玉木さんだけって、この間撮影の合間に、教えてくれた。
練習したんだろうな・・・彼はがんばりやさんだから。
でも、皆勉強したんだと思う、竹中さんも、樹里ちゃんも。役者さんはすごい。
良いコンサートを聴きにいった、そんな時間だった。
と言うことで、私のゴールデンウィークの前半は、毎日映画、映画でした。
そして、オーケストラは、姪の友と見に行き、帝国の、北京で、料理長小峰さんの味を堪能しました。

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