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森沢のり子の日記







Date:2008.12.30
Title:毎年恒例の・・・

何百ものお節が・・・ 何百ものお節が・・・
私の暮れの30日は、毎年、北鎌倉の「茶寮・円」さんのお節作りに、決まっています。30日の朝から、当日でなければできない切り物や、ごまめの頭を並べたり、いろいろの下準備をして
(もつ物は、一ヶ月も前から、親方とくんちゃん(息子さん)、お手伝いの人たちが準備しています。)
夜になって、20人くらいの人たちで、一人一人役割を決めて、私は鮎の甘露煮と数の子、私はきんとんと金柑とかいうふうに、ずらっと並び、何百も作っていきます。
そして、早朝に、各地の紀伊国屋さんに運ばれていきます。

円というお店は
私が、鎌倉に住んでいました頃、何かとおりにつけて、お世話になり、励ましていただき、仲良くさせていただきました。
夜、一人看病疲れで、よる私のために、酒の肴5点セットとかいう、格安のものを作ってくださり、親方も、女将さんもいつも優しく話を聞いてくださいました。
本題です。円というお店は、親方は辻留さんで修行をなさり、胡蝶さんの花板さんをへて、北鎌倉にお店を出されました。お茶事の仕出しもし、通常は、お懐石料理のコースのみでしたが、ついこのごろ、成長された息子さんのアイディアで、夜もそんなに沢山召し上がることのできない女性やお年寄りのために、一品メニューも考えているような話が出ていました。
ちなみに1階の「こうせん」さんは、女将さんの実家で、かの魯山人も、お気に入りだったというお稲荷やさんです。
円というお店は

もう一つ もう一つ
30日に必ず、円覚寺の塔頭、雲頂庵に、手作りのチョコレートブラウニーを持ってご挨拶に上がります。
和尚様が、大好きだとおっしゃってくださるものですから、嬉しくて、つい毎年同じものをお届けしてしまいます。
去年はちょうど、植木職人の方が、門松を立てているところで、年の瀬を味あわせていただきました。

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